農村にしごと唄WS イラスト秘話!?
ただいま参加者募集中!の新企画「農村にしごと唄ワークショップ」
フライヤーが刷り上がってきました!
すこしずつ形になっていく様子にワクワクと、そして、もう後戻りは出来ないんだ…というドキドキする緊張感と、あわわわ…な心持ちです。
フライヤーをみるたびに私をワクワクさせてくれるのが、表紙を飾るイラスト。
ワークショップのために、イラストレーター・かとうたえこさんが描いてくださりました。
かとうたえこさんのイラストと、コメント&活動紹介は こちら▷▷▷
神奈川県にお住まいのかとうさんとは、まだお会いしたことはありません。本ワークショップのパートナー・太鼓唄 七海さんよりご紹介いただき、前々からステキな絵だなぁと憧れていたこともあって、軽い気持ちでお声がけしてみたのが始まりでした。
制作期間も限られるし負担にならない範囲で描いてくだされば十分…と思っていたのですが、私の思いから、活動場所となる村のこと、四季をつうじた田んぼの自然の様子まで、それはそれは丁寧に理解しようと努めてくださいました。
「イラスト描く前に現場を一度訪ねたい」とまで言っていただいたんですが、さすがにそれはスケジュール的に叶わず、代わりにお電話でお話することに・・・
朗らかな、かとうさんの声を電話越しにきいたら、あぁこれは絶対に大丈夫!と確信に似た気持ちになりました。
初めてお話するのに初めてじゃないような、30分(いや、もっと長かった)大笑いしながらの会話でした。かとうさんが田んぼの風景が大好きなことをうかがって、かとうさんがお住まいの川崎市に私も以前住んでいたり、昔の伝説を調べるなかでたどり着かれた東京・奥多摩は私のかつての仕事のフィールドだったり、と、共通点も多くって、イラスト制作の話よりも雑談で盛り上がってしまいました。
そして、出来上がったイラストは、私の想像を超えていました!!
そうか、これまで私が話したこと、私が好きだと言った里の風景や生きものなど、それらが、かとうさんの中をとおったら、こんな風景になるのかー!と、いい意味で裏切られたような、想像を超えた出会いに嬉しくなりました。
それから、みるたびにこのイラストに勇気づけられています。
このイラストには、ワークショップの会場となる集落に当たり前にある動植物や風景が描かれています。お日さまがあって、鳥がいて、カエルがいて、ネコがいる。神様の祠があって、背の高いメタセコイヤがある。
同時に、今はもうないもの(あっても見えないもの)も、ある。踊る神様は見えないし(いると思うけど)、田んぼではたらく早乙女や子どもは、もういない(かつてはいたし、いない寂しさがある)。
ない、けど、ある。
ある、けど、ない。
「農村にしごと唄ワークショップ」を企画しているとき、いま目の前に「ない」もの・「みえない」ものを、なかったことにしたくない、という漠然とした思いが私にはあったように思います。かとうさんのイラストをみるたびに、それを改めて思い出しています。
かとうたえこさんのイラストと、コメント&活動紹介は こちら▷▷▷
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