2021-11-26

田んぼの楽校のらのら2021終わり&そして、来年どうしよう?

日に日に夜が冷え込むようになってきました。

田舎の古民家、寒いんですよね…。
家の中にいるほうが厚着で、外に出かける時のほうが薄着、というのは、田舎あるある、だと思う!

そんなLinoworksの拠点にて、春から秋にかけて開催している「みんなでつくる 田んぼの楽校のらのら

今年も無事に自然の恵みをいただけました!

脱穀→もみすり→選別作業を経て、本日初精米!

7分つき米。白くて美し。無農薬で育てているので玄米のままでいただくのもまた良し。

これら一粒一粒がタネで、それを私たちはおいしくいただいているのですが、収穫した一部は種籾として保管し、また来年、タネまきしてお米を育てます。

一粒の種籾から育った1本の苗が、片手でやっと持てるくらいの稲株に育つ。

頭ではわかっているけれど、
毎年その生長を見守っては、やっぱり驚嘆、感動しちゃうんです。

ほぼほぼ自然のチカラで育ってくれる稲ですが、
汗水流してその場をサポートしてくださったのらのらメンバーのみなさま、ありがとうございました!

脱穀後のワラの山。ワラは半分は田んぼにお返しして、もう半分は暮らしでさまざまに活用します。

★田んぼの楽校のらのら2021 ハイライト3つ★

① 苗づくりに本気出してみる!

→その年の成否は苗づくりでほぼ決まる!ということで、ワタシ本気出してみました。結果は大成功!だったけれど、ただのビギナーズラックかもしれないので、来年も要検証です。

② これは、ほんとに米稲…??

→田植えの時から、ちょっと違和感あったのです。なんか違う気がする…って。不安だったけれど確証がなく、、ある程度育ってわかりました。田んぼの一角がヒエガーデンになっていました!(ヒエの苗を誤って田植えしていたのです…。)

③ 雨、雨、止まない雨。。

→今年は本当に雨が多かった、そして、長かった。。生育も心配だったし、地崩れなどの災害も心配だった。結果的には大丈夫だったけれども、自然を前にしては、祈ることしかできない時ってありますね。

片付けられていない稲木とワラには、ちゃっかりお猫様が。ワラ大人気!

  ・・・・・・・・

精米をしながら、来年からの「田んぼの楽校のらのら」をどうしていこうかなーと考えていました。

今も、リピーターで何年も関わってくださっている人達がいたり、初めて参加の方も毎年いたり、1-2年体験したあと自分で田んぼ始める人達もいたり、のらのらは細々と続いてはいるのですが、

も少し、関わり方の間口を広げたいし、さまざまな人達が関われる場や機会を増やしたいんですよね。

定期的に関わってくださる人が増えるならば、田んぼの数も増やせるかもしれないし。(私ひとりでは、今の広さが限界…)

農村は、今もやっぱり閉鎖的です。

それでも私は、田んぼや農村に関われる人を増やしたいし、間口をあけておきたい。

農村の自然は、人がいないと、続かないので。

では、いま、私にできることはなんなのか??

アイデアレベルだけれど、たとえば・・・

案1)オンラインと併用
(おうちでベランダ田んぼとか作る&希望あれば現地のらのら田んぼに来てみる。親子参加とか嬉しいな。)

案2)田んぼで米稲育てる、以外の自然体験の場づくり

(オフシーズンの田んぼの活用、田んぼ周辺の山の活用。一押しはレンゲシーズン!最近はのらのら以外の主催事業もしていないので、できるといいな。)

案3)田んぼライブ配信ツアー
(遠隔から田んぼの一年を体感したい方向け。テクニカル面での助っ人がいたほうがいいな。)

案4)長期滞在スタイル(ワーケーション的?)
(これはずっと考えてて。長めに滞在して、その時にできる農作業体験していただく。個別対応。ウチの古民家活用も考えたいので。)

・・・夢はふくらむ(笑)実際に実現していくのはいろいろ大変だけどもね。

こんなふうなら参加できるのになー
こんなことやりたいなー やってほしいなー
といった、アイデアやご希望ありましたら、ぜひ教えてください。

おぼろげながら、チャレンジしてみたいことはいろいろあるんだけれどね、
田んぼ事業はキホン、私一人で全部やっていて限界があるのが、腰が重くなる理由のひとつ。。
身体はひとつなので、裏方と表側の両方を一人でできないときがある。

この人の少ない田舎で、一緒に場をつくってくださる仲間、つくっていきたいなー。
そろそろ本気で願いたいと思います!

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