2016-12-04

田んぼの楽校のらのら2016終了!

今年5月にスタートした「みんなとつくる田んぼの楽校のらのら2016」が、12/3、全10回にて終了しました!

通年参加9名のメンバーと、ときどき単回参加の方々も迎え入れて、田んぼの準備から、田植え、草取り、稲刈りなどなど、田んぼの一年を一緒に過ごしました。

第10回最終回の、のらのら締めくくりは、“新米をいただく収穫祭”。

みんなで育てたお米を、みんなでいただく。

おいしくて、おいしくって!

自分たちで育てたお米を、一緒にいただく至福の時間〜!

 

すこし時間を戻して・・・稲刈りをしたのは10月でした。

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しっかり実った稲穂を、一株ずつ手刈り。そして、束ねて、稲架にかけて干す。

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機械でやるとあっという間の作業も、手しごととなるとなかなか進まず…
集中力切れでへこたれそうになっていたのも、今では懐かしい思い出です。

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そして、おひさまのもと、じっくり干した稲穂を11月に脱穀。

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上の写真は、わらを保存するための“つぼき”。

つぼき作りにすっかりハマったのらのらメンバーの力作!
昨年より一段とキレイに積みあげてくれました。

籾をとった後のワラも、大切な田んぼの恵み。畑や来年の田んぼ作業に生かすために残すのです。

のらのら最終回では、このワラを使って、しめ縄も作りました。

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キホンはシンプルな同じ形なのに、大きさとか締め具合とか、それぞれの個性が不思議とあふれてきて、それぞれ“らしい” しめ縄の出来上がり。

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自分たちで年間つうじて関わった田んぼ。
その田んぼで育った稲藁でしめ縄を作って、来る新年を迎える準備をする。
田んぼにも、ワラにも、自分たちが関わった思い出がちゃんとある。
じんわりじんわり、うれしい。

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「おいしいねー!」と、笑顔と笑い声が絶えない様子も、
“ごはんのお供”をみんなで持ち寄った賑やかな食卓も、
たっくさん炊いたのに、あっという間に底がみえてくる土鍋も、
なんというシアワセな瞬間!

年間つうじて、みんなで一緒に田んぼに関わってこれて、本当によかった。

自分の食べるものを自分で育てること。
季節をつうじて変化する田んぼの自然に丁寧に関わること。

田植えだけ、稲刈りだけ、の短い関わりだけではたどり着けない、
テマヒマを経て、心を尽くして、やっと得られるモノってあるんだな、と再確認しました。

来年も田んぼやりますよね??
と、早くもいろんな方に声をかけていただいています。
来年も、“みんなでつくる” 場を続けられたらいいなーと考えています。

今年ご一緒いただいたメンバーのみなさん、関心もって見守ってくださったり応援してくださったみなさん、本当にありがとうございました。
また来年も、のらのら田んぼでお待ちしています。

 

 

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