のらのら田んぼ2022を経て、2023へ
ずっと続くように思えていた厳しい冬の寒さやわらいで、春の兆しを見つけられる今日このごろ…
みなさまいかがお過ごしですか?Linoworks 仲上美和です。
春なのに秋という…季節感まるで無視のブログを書いています。
のらのら田んぼで育った藁を使ってしめ縄飾りを作りながら、愛猫でネコ神様ごっこやっていた年の瀬がもはや懐かしい。。
「田んぼの楽校のらのら2022」前回のブログでは、草取りから出穂までの様子をご紹介しました。
今年2023年のスケジュールをご案内する前に・・・
のらのら田んぼ後半の写真を記録のためにシェアさせてください。
10月15日〜16日 ハレの日!稲刈り&稲木架け
今年は夏まで順調に育っていたのですが、ちょうど穂が出る時期に水不足に見舞われ、一気に収量が減りました。雨が降らなかったことに加え、私の判断ミスでため池の水の確保が遅れたのが原因。のらのら皆さんゴメンナサイ。。稲はやっぱり生きものですよね、稲そのものも、天候や周りの環境も、本当によく見ておかないと!と反省しました。
それでも、稲穂はキレイ!
機械を使えばあっという間だけれども、のらのら田んぼでは、鎌で手刈りして、藁で束ねて、稲木に架けておひさまに干します。
今年も会えた!カヤネズミの巣。今年は5個ほどあったかな?
農薬や除草剤、大きい機械も使わずに、管理が大変な山際の環境にめげずに、ちまちまと田んぼを守るのも悪くないよね!と思える、私にとってはご褒美的な存在。
2日間かけて、稲刈り&稲木架け完了。のらのら皆さまお疲れさまでした!ありがとうー!
おひさまいっぱい浴びて干された稲穂の脱穀は、ほぼ機械でやっているのだけれども、脱穀したことのないメンバーも多いので、足踏み脱穀機で脱穀体験もしてみました。一部壊れている機械だけど、、上手に回るとすごい勢いで脱穀されていきます。
脱穀してもまだ食べれませんよ。
籾すり臼をまわして、籾をとって玄米にしていきます。
とはいえ、籾すりと分別には、ものすごい時間がかかります!!なので、今回は体験だけです。
脱穀 → 籾すり → 風選・分別 →玄米 →そして、やっと白米!
これは5分つき程度の状態です。
半年間一緒に田んぼ仕事したのらのらメンバーみんなで新米を食べてお祝いしました❤︎
お米一粒ひと粒に、藁の一本一本に、一緒に田んぼではたらいたお一人おひとりの思いや力が込められているような気がして、毎年いつもありがたくて、味わい深さを感じます。すべてを大切にいただいて、次へと生かそうという気持ちになります。
2022年に収穫した種籾は、今年2023年に継ぎます。藁も、苗床に使ったり、稲を束ねたりするために、大切に活用します。
ということで。
田んぼの楽校のらのら2023も、続けようと思っています!
ひとまず・・・
◎田植え・・・6月10日(土)(予備日:11日(日))
◎稲刈り&稲木架け・・・10月14日(土)− 15日(日)
・・・は、ほぼ確定。ご検討中の方はスケジュールチェックしておいてくださいね。
全体のスケジュール決定と、エントリー受付開始は、3月中旬頃を予定しています。
のらのらリピーターさん、ベテランさんはもちろん、はじめましての方も、おとなもこどもも大歓迎です!
思いとタイミングあいましたら、のらのら田んぼでお会いしましょう❤︎