2016-09-26

のらのら稲刈り準備

先週末は、田んぼの楽校のらのら、ひさびさ2ヶ月ぶりの野良しごと日。
近ごろずっと曇り空と雨続きでしたが、すこし青空がのぞいた一日でした。

7月末の前回作業時は、ピンッと立った若々しい緑の草状態だった稲が・・・

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実るほど 頭をたれる稲穂かな

見事です。

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今年、のらのら田んぼでは2種類の稲を育てています。
最近の稲は品種改良されて、台風に負けない背丈の低いものが主流。
のらのらで育てている2種類のうち「農林22号」とよばれる昔からの種は、背丈が高く野性味あふれる格好いい御姿なのですが、やはり先日の台風で若干倒れてしまいました。
田んぼ周辺にはイノシシ除けの電気柵を設置しているので、柵に稲がかからないように、のらのらメンバーで稲の周りを紐で囲ってサポートしました。

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今日の野良しごとは「稲刈りの準備」。

まずは、稲を干すための“稲木かけ”に使う竹の調達から。
みんなで協力して、田んぼ近くの竹やぶから竹を切り出します。
慣れないノコギリの扱いも、何本も切っていくうちに上達してゆきます。

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竹やぶの足元は、白、赤、青と色とりどりの、きのこ祭り。

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切り出した竹の竿を、みんなで抱えて運びます〜。

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次に、田んぼの水を落とす作業。わっせわっせと溝を掘ります。

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6月から一度も水を落としていない私たちの田んぼは、田んぼの民のみなさん(=カエル)の楽園となっていましたが、溝掘りの騒々しさに、民のみなさんはワラワラと移動開始。ごめんなさいね。

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きれいに掘った溝を水がどんどん流れ出ていきます。
水田にどれだけ多くの水が使われているのか…私たちがふだん食べているお米、たくさんの水の恩恵を受けていることが身にしみてわかります。

お米一粒には七人の神様が宿ると言われています。
土、水、風、日、知恵、農具、そして、田んぼの神様。

多くのエネルギーに支えられた、のらのら田んぼの稲刈りは来月10月15〜16日の予定です。どうか青空のもと、みんなで稲刈り&稲木かけできますように!

※のらのら10月の稲刈り&稲木かけの回、1組or数名であれば、単回参加可能です。今年のうちに稲刈りやってみたい方、詳しくはお問い合わせください。

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