2021-10-19

のらのら田んぼ 稲刈り&稲木かけ

急に気温の下がった週末、渡り鳥(冬鳥)のジョウビタキと、私の暮らす兵庫県内で出会いました。

旅する蝶のアサギマダラがふわりと飛ぶ姿もみられます。暑い日が続いたけれど、やっぱりもう秋ですね。

10月16日-17日、田んぼの楽校のらのらは、田植えに続くハレの日!稲刈り&稲木かけでした。

春には大きな雹が降ったり、
梅雨入りが早かったり、
秋には大雨が長く続いたり、、、
今年もお天気や自然の変化を気にしながら過ごした半年。

無事にみんなで収穫の日を迎えられて、田んぼ守りの私はホッとしましたー。

まだまだ柔らかな籾。一粒ひとつぶ、ありがたい。
古い稲木の杭は、近所の農家さんから借りています。この木の杭を作る人はもういないのです。
初日は秋晴れ!あついぞっ!
丁寧に田植えしてくれたのらのらメンバーのおかげで、まっすぐ揃った稲株。作業が本当に楽!
無農薬で大型機械を入れないのらのら田んぼには、カマキリ、バッタ、クモ、ヤゴ、ミズスマシ、カエルなど、生きものいろいろ。
畔豆のエダマメ(この辺りの地域はクロマメ)。お昼にみんなでいただきました。
ランチは、あぜ豆食堂さん出張のスペシャルカレーランチ☆モリモリ食べて、午後もガンバリマス!
今年は稲の生長っぷりがよくて、1日で稲刈り終わらず。。
カヤネズミの巣(残骸だけど…)。今年も生息していたようですっごく嬉しい!
お月様に見守られ、日没前になんとか終了!おつかれさまでした。
稲刈り次の日。強風の日でしたが、稲木倒れていなくてよかったー。

おひさまのもと、稲木に架けて、じっくり干します。籾を乾かす目的もあるし、稲の茎に残った栄養を干しながら籾に集めていきます。

現代の慣行農法では、稲刈りと同時に脱穀し、すぐに乾燥機にかけるんですけどね。

ゆっくり、じっくり。。

手間はかかるし、干している間も、台風やらケモノやら、心配は尽きないのですが、、
人の身の丈に合ったやり方で、生きものに居場所を提供しながら、自然のエネルギーを最大生かす…
こういうお米の育て方・いただき方があるのだ、ということを、一人でも多くの人に知っていただきたいなと願っています。

ご一緒してくださったのらのらメンバーのみなさま、お疲れさまでした。

大切な実り・新米をお届けできるよう、ワタシがんばって稲を見守っておきますー。

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